2019年11月12日

四十九日を迎えるまでに本位牌の準備を

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悲しみの中にありながらも慌ただしく過ぎるのが葬儀であり、その後には様々な手配をする用事が待っています。故人が亡くなりそれから四十九日の間であれば、まだ白木の位牌を、その後はお焚き上げを菩提寺の住職にしてもらい本位牌へと移行です。

お焚きあげをするのは仮の一時テクなものだからであり、作り替えを四十九日までには行わなければなりません。来世への行き先を決定するのが四十九日であり、極楽浄土へ無事に向かい故人が成仏したことにもつながります。

大切なご先祖様が、天国で幸せになるのは遺族としても喜ばしいことです。だから仮のものから本物へと、その機会に取り換えることが必要です。どこで準備をするかですが、期限としては四十九日を迎えるまでであり、仏壇店での購入をすることができます。

昔よりもお仏壇関係には疎いのも現代人ですから、お寺で準備をしてくれるものと、勘違いをするケースも少なくはありません。一部のお寺ではそうした配慮が無いわけではありませんが、ほとんどの場合は仏壇店で自分たちで手配をして購入をする流れです。

戒名を表面に入れて、裏面には享年や俗名の文字が入るのが一般的ですが、文字入れはその場ですぐ出霧わけではありません。およそ2週間ほどの余裕は見る必要があるので、早めの手配を済ませることです。