2020年07月23日

元気なうちに準備をしたい終活とお墓の終い方

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少子高齢化の波は、終活のあり方にも変化をもたらしています。将来、お墓の面倒を見てくれる子孫がいない場合においては、自分がまだ元気なうちに墓じまいについて考えておき、段取りを組んでおくことが重要です。もし、墓が遠方にある場合には、元気なうちは良いですが、年をとってしまうとなかなかお参りに行くことすら難しくなってしまいます。

そこで、墓じまいをするか、もしくは近場で永代供養を受けられる場所を探しておくことです。自分がいなくなっても永代供養を受けられるのであれば、子孫がいない場合においても安心して供養をしてもらうことができます。

また、もう墓自体を終いたいという考えがあれば、手順を踏んで墓じまいをする必要があります。まず、墓じまいに関しては、親族にも話をつけておく必要があります。そのうえで、許可が得られた場合には、遺骨の行き先をきちんと決めておく必要があります。

行き先が決まったら、墓地の管理者に墓じまいをすることを伝えて、公的な手続きを開始します。区役所などで申請をしなければならないので、怠らないようにすることです。その後、墓じまいを行った後は、墓地の合った土地を管理者に変換する手続きをすることです。